LGBTを考慮したフォームを作成する際、性別はどのように聞くべきか?

男性、女性、その他の選択肢はどのような聞き方がよいのだろうか?

LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティに属する人々を指します。

2020年の電通ダイバーシティ・ラボの調査によると、日本には約8.9パーセントの性的マイノリティに属する人がいると言われています。
40人のクラスがあれば、3〜4人が性的マイノリティに当たるということです。
しかし、性的マイノリティの人々は、社会や家庭でさまざまな偏見や差別に直面しています。

その一つが、フォームやアンケートで性別を聞かれることです。

一般的に、フォームやアンケートでは、性別を「男性」「女性」の二択で聞くことが多いです。
しかし、これでは、自分の性別や性自認がこの二択に当てはまらない人々が困ってしまいます。
そこで、LGBTを考慮したフォームを作成する際には、自己申告の形式がおすすめです。

自己申告とは、回答者が自分の性別や性自認を自由に記述できるようにする方法です。
例えば、「男性」「女性」の他に、「その他(自由記述)」や「無回答」という選択肢を用意することができます。
また、「男性」「女性」だけでなく、「トランスジェンダー」「シスジェンダー」「ノンバイナリー」などの選択肢も用意することもできます。

このようにすることで、回答者が自分のアイデンティティを表現しやすくなります。
ただし、注意点もあります。それは、必須ではないことを明示し、答えたくないという選択肢も用意することです。

これは、回答者のプライバシーを尊重するためです。
性別や性自認は個人的な情報であり、回答者が公開したくない場合もあります。
また、フォームやアンケートの目的や内容に応じて、そもそも性別を聞く必要があるかどうかを検討することも大切です。
以上が、LGBTを考慮したフォームを作成する際、性別はどのように聞くべきか?というテーマでした。

WWSでは、LGBTを含めた多様な人々が快適に利用できるフォーム作成サービスを提供しています。
会社としての推奨選択肢は、「男性」「女性」「その他(自由記述)」「無回答」としています。自由記述を採用したくない場合は、その他の選択肢のみ。

その他、Webフォームなど、WEBサイト運用やWEBシステム等お困りのことがございましたら、何でもお気軽にお問い合わせください。

By WWS

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