山口の魅力を自由に発信、写真投稿も管理もスムーズ。スマートコンテストを導入。
山口県観光連盟様での活用事例
◆背景
山口県は「ふくの国、山口」をスローガンに掲げ、観光客誘致と地域経済の活性化を目指しています。コロナ禍を経て観光地が賑わいを取り戻す中、山口県の魅力を最大限に発信し、認知度と存在感を高めて「旅の目的地」として選ばれる必要性が高まっています。2023年度に実施した「幸福旅(ふくたび)おふくわけキャンペーン」では、告知費用をかけずに目標を超える260枚の応募を獲得するなど、写真投稿を通じたプロモーションの可能性が見出されました。より効果的かつ効率的な情報発信、新たな山口の魅力発信、および写真応募を促す参加促進のため、デジタルツールの活用を検討していました。
◆課題
来県意欲と認知度のさらなる向上、および誘客促進と観光消費増加の実現。視覚的に訴求力の高い観光情報(特に画像)を、観光客や地元住民から容易に収集し、多様なニーズに合わせて共有・活用できる情報環境の構築。若年層を含む幅広い層へのリーチとエンゲージメント強化。インバウンド観光客への対応(一部キャンペーンで日英対応を開始)。
◆運用フロー(2024年度キャンペーン共通要素)
「幸福旅(ふくたび)おふくわけキャンペーン2024」では、テーマ(「絶景」「グルメ」「体験」など)に沿った写真を撮影し、サイト経由で投稿。 「やまぐち旅みくじキャンペーン」では、オンラインおみくじ(SmartKuji)で行き先を提案し、訪問・撮影を促すフローも導入。
「満ぷくキャンペーン」では、対象のふぐ料理店舗に足を運び、実際に食べた料理と店舗外観の写真計2枚を撮影し応募するフローも導入。 各キャンペーンでは、応募フォームやアンケート機能を付加し、参加者情報を収集しました。
キャンペーンLP「幸福旅 おふくわけキャンペーン2024」

第1期

第2期
「やまぐち 旅みくじキャンペーン」

「やまぐち 満ぷくキャンペーン」

◆結果
「幸福旅(ふくたび)おふくわけキャンペーン2024(第一期)」:応募枚数967枚
「やまぐち旅みくじキャンペーン」:応募枚数 278枚
「幸福旅(ふくたび)おふくわけキャンペーン2024(第二期)」:応募枚数571枚
「満ぷくキャンペーン」:応募枚数 45枚
一連のキャンペーンを通じて、多数のユーザー生成コンテンツ(UGC)である観光写真の収集に成功しました。
◆今後の課題
収集した豊富な写真コンテンツの二次活用戦略の具体化と推進。各キャンペーンの参加者数やエンゲージメントをさらに高めるための施策検討。デジタルツール(フォトコンテストシステム「SmartContest」、デジタルスタンプラリーシステム「SmartStamprally」、デジタルマップ作成システム「SmartMap Pro」)の本格導入と、それらを活用した複合的な観光プロモーション展開。キャンペーン参加者(特に写真投稿者)との継続的な関係構築と、リピーター化促進。
キャンペーンで興味を持ったものの、実際の来訪や消費に至らなかった層へのアプローチ方法の検討。
関連サービス:
SmartKuji(スマートクジ)
SmartContest(スマートコンテスト)
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