ハッシュタグキャンペーンとはInstagramやTwitterの投稿時にブラントや商品名に特有のハッシュタグをつけて投稿してもらうキャンペーンのことです。ユーザーは写真を投稿するだけで応募が完了し、後日キャンペーン主催会社から当選の連絡がInstagramやTwitterのDM(ダイレクトメール)で届きます。
ハッシュタグキャンペーンは化粧品や食品、日用品メーカー様の他、住宅メーカーや商業施設・イベントなどのプロモーションにも使われています。SNSの普及に伴い、人気なデジタルプロモ―ションの一つです。今回は、その人気の理由や失敗しないやり方を詳しく解説します。
目次
- キャンぺーン実施の目的は?なぜ人気なの?
- ハッシュタグキャンペーン実施のおススメタイミング
- 失敗しないハッシュタグキャンペーンの準備
- ①ハッシュタグキャンペーンの企画
- ②ハッシュタグキャンペーンの予算
- ③ハッシュタグキャンペーンの期間
- ④ハッシュタグの選定
- ⑤プレゼントの選定
- ⑥キャンペーンページの作成
- ⑦告知
- ⑧ハッシュタグキャンペーンシステムの選定
- SmartHash(スマートハッシュ)が選ばれる理由
ハッシュタグキャンぺーン実施の目的は?なぜ人気なの?
ハッシュタグキャンペーンの目的は、「SNS上にUGCを作り、新しいユーザーに情報を届ける」ことです。Instagram・Twitterでキャンペーンを行うことで、UGC(UserGenerated Contents:ユーザーが作成したコンテンツ)が各SNS上に発生します。投稿を見たフォロワーは「何だろう?」と興味を惹かれ、ハッシュタグを辿って、ブランドなどの公式アカウントや公式サイトに到着します。
Google検索「ググる」がメインだった検索ですが、ハッシュタグ検索「タグる」などのSNS上検索が台頭してきました。そのため、実際のユーザーによる口コミがSNS上に存在していることが重要と言えます。特に新商品発売のタイミングなど「まだ投稿がSNS上にあまりない」タイミングではUGCを創出することが大事と考えます。
ハッシュタグキャンペーン実施のおススメタイミング
上記の理由で、下記のようなタイミングでのハッシュタグキャンペーン実施がおススメです。
- 新ブランドを立ち上げたタイミング
- リブランディングしたタイミング
- 季節の商品を発売したタイミング
- イベントの盛り上がりをSNS上で見せたいとき
失敗しないハッシュタグキャンペーンの準備
ハッシュタグキャンペーンはデジタルプロモーションの中でも非常に手軽なキャンペーンですが、始めるにあたって何から始めればいいのでしょうか一緒に確認していきましょう!
- ハッシュタグキャンペーンの企画
- ハッシュタグキャンペーンの予算
- ハッシュタグキャンペーンの期間
- ハッシュタグの選定
- プレゼントの選定
- キャンペーンページの作成
- キャンペーン告知
- ハッシュタグキャンペーンシステムの選定
①ハッシュタグキャンペーンの企画
ハッシュタグキャンペーンの企画をするにあたってまず、「何を目的」としたキャンペーンにするのか(キャンペーンの目的)を決定します。また、「誰に」参加してほしいのか(ターゲット)も想定します。これらを想定することでキャンペーンページのデザインや告知方法を決める際の判断基準になります。
また、それぞれのSNSのキャンペーンガイドラインの確認を必ず行いましょう。
Instagram:プロモーションガイドライン
https://www.facebook.com/help/instagram/179379842258600
Twitter:キャンペーンの実施についてのガイドライン
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-contest-rules
②ハッシュタグキャンペーンの予算
ハッシュタグキャンペーンはInstagram・Twitter上だけで告知を行う場合、各SNSだけで実施できます。しかし、キャンペーンページを作成して投稿を表示したり、さらに多くの方に参加してもらうためには、広告の配信をする必要があります。簡単なものの場合、サイト制作・システム利用料など含めると、50万円程度で実施が可能です。
③ハッシュタグキャンペーンの期間
ハッシュタグキャンペーンの実施は大体1ヵ月~3 ヵ月 の実施が多いです。しかし、通年での実施もおススメです。シーズンごとの新商品が出る場合などは、数か月ごとにテーマを変えてキャンペーンを実施します。通年で実施することで、徐々に参加者数が増えより効果の高いキャンペーンが期待できます!
④ハッシュタグの選定
一番大事ともいえる、ハッシュタグの選定です。
ハッシュタグ選定のポイント
- わかりやすいハッシュタグ
- 独自性のあるハッシュタグ
わかりやすいハッシュタグ
次にわかりやすさです。Instagram・Twitterでは半角と全角文字を「違うもの」として認識します。そのため、英数字を入力する必要のあるハッシュタグ入力ミスにより、表示揺れが発生してしまう可能性があります。入力ミスが発生してしまうと、投稿数が分散してしまい効果が分散してしまいます。半角、全角を間違えないようなわかりやすいハッシュタグにしましょう。
独自性のあるハッシュタグ
すでにSNS上で存在してしまっているハッシュタグの場合、ユーザーが混乱してしまう可能性があります。間違ってブランド認知をしてしまう可能性もあるためブランドや商品、キャンペーンの独自のハッシュタグを選定しましょう。回避するためには、あらかじめ各SNSで該当のハッシュタグを検索してみましょう。
⑤プレゼントの選定
次にプレゼントの選定です。プレゼントの選定によって応募者数・フォロワー増加率が大きく変わる場合があり、プレゼント選定は重要な項目です。
「商品写真を ハッシュタグをつけて Instagramにアップして」「来店時の写真をハッシュタグをつけてTwitterにアップして」などといった場合には「商品の購入」「来店」キャンペーン参加に必要になるため景品表示法に気を付けて景品・プレゼントを設定してください。
景品表示法について詳細はこちら▼
また、Instagramでは「賞品を現金や現金同等物」も禁止されています。こちらも合わせてご確認ください。
Instagramキャンペーンの注意事項について詳細はこちら▼
⑥キャンペーンページの作成
キャンペーンページを作成するとGoogle検索などにヒットしたり、SNS上では伝えきれないキャンペーン・ブランドの情報を掲載することができます。また、利用規約や個人情報の取り扱いについても掲載することができます。ページの掲載要素を検討する場合には、下記を含めるようにしましょう。
キャンペーンページの構成要素
- TOPビジュアル(キャンペーン名・期間・対象ハッシュタグなど)
- 企画概要
- 投稿方法のフロー
- プレゼント
- 当選発表方法
- 利用規約
- 個人情報の取り扱い
⑦告知
Instagram・Twitterへの投稿
Instagramを普段運用している場合には、ハッシュタグキャンペーン用の投稿を作成し投稿しましょう。その際、利用規約なども投稿文などに記載するようにしましょう。また、関連するハッシュタグも投稿文につけて投稿しましょう。ただし、どのハッシュタグがキャンペーンに必須のハッシュタグなのか一目でわかるようにしておくことが大切です。
ハッシュタグの例
- ブランドやサービスハッシュタグ
- 関連タグ
- キャンペーンハッシュタグ
- 地方自治体であれば、地名 など
投稿例
【#○○キャンペーン】
好きな景色を撮影した写真をハッシュタグ【 # ○○キャンペーン 】と公式Instagramアカウント【@公式アカウント】をメンションして投稿してください。応募投稿の中から審査員が一番美しいと思った写真を次回弊社ポスターに利用させていただきます。
【プレゼント内容】
次回ポスターへの掲載権利 1名
【応募期間】
20XX年1月1日0:00~20XX年2月1日23:59
【当選連絡】
当選された方には3月上旬~中旬にDMにてご当選のお知せをいたします。フォローを外された場合には連絡が取れず当選が取り消される場合がございます。
#ブランド名#サービス名
#自然#風景写真#日本の風景
# ○○キャンペーン #懸賞#インスタキャンペーン#キャンペーン #ハッシュタグキャンペーン#フォトコン#フォトコンテスト
#日本#○○市
広告配信配信
新しいユーザーにリーチするためには、ターゲティングを行った広告配信が有効です。Instagram・Twitterともに様々なターゲティングが可能で類似ユーザーなどに優先的に広告を配信することができます。
プレスリリースへの掲載
また、プレスリリースへの掲載も有効です。直接対象ユーザーに届くわけではありませんが、様々なウェブサイトやSNSに転載されるためキャンペーンを広く通達するにはおススメの方法です。特に企業担当者様へのリーチがしやすい媒体です。
⑧ハッシュタグキャンペーンシステムの選定
ハッシュタグキャンペーンは特別なハッシュタグキャンペーンシステムを導入しなくても実施可能です。しかし下記のようなことがしたい場合には、ハッシュタグキャンペーンシステムの導入がおススメです。
- TwitterとInstagramの投稿をキャンペーンページに表示させたい
- 必要な投稿だけ表示させたい
- インフルエンサーの投稿を上部に表示させたい
- 何時、何件投稿されたかグラフで確認したい
- 特定のユーザーの投稿をブロックしたい
- 特定のキーワードが追加投稿をブロックしたい
- ハッシュタグの数をカウントして「投票キャンペーン」をしたい
SmartHash(スマートハッシュ)が選ばれる理由
- Instagram、Twitter両方に対応
- デザイン不要のJSONテンプレートですぐに埋め込み可能
- 月額1万2000円からご利用可能
- 導入件数600件越え
- 一ヵ月から契約可能
- 直感的に操作できる管理画面
- ユーザーブロック機能・キーワードブロック機能装備
- 優先表示機能あり
- 経験豊富な担当者が有人対応